近年注目されているノマドワーカーは時間や場所に囚われることなく、自由度高く働くことのできる働き方のひとつです。リモートワークやテレワークなど、働き方を見直す人たちが増える中、自由度の高いノマドワークも再注目されています。
本記事では、ノマドワーカーに適している職種やノマドワーカーのメリット・デメリット、実際に働くまでのステップなど詳しく解説しています。ノマドワークを検討している人は、是非参考にしてみてください。
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ノマドワーカーとは、場所や時間に囚われることなく、遊牧民のように場所を移動しながら働く人を意味します。「ノマド」には英語で遊牧民という意味があり、働く人(worker)と掛け合わせた言葉として広く用いられています。
インターネット環境さえあれば、ノマドワーカーになることができ、自由度の高さから、近年際注目されている働き方の1つです。
ノマドワーカーの特徴
ノマドワーカーの特徴はなんと言っても、働く場所や時間を自由に決められることです。自宅やオフィスだけでなく、カフェやコワーキングスペースなどインターネット環境さえ整っていれば仕事をすることができます。
会社員としてノマド生活することも可能です。また、ビザや保険、税金などいくつか注意点はありますが、海外でノマド生活をすることも可能です。
ノマドワーカーの仕事場
ノマドワーカーは、自宅やオフィスなど所定の場所に出社する必要がない為、自由に場所を選ぶことができます。主な仕事場としては、カフェ、コワーキングスペース、図書館、ホテルなどが挙げられます。
ノマドワーカーとして、国内、国外を旅しながら生活することも可能です。働く場所によって費用(滞在費、飲食費)が変わってくるので、自分のライフスタイルや収入に合わせて決める必要があります。
ノマドワーカーにおすすめの国
働く場所を自由に決められるノマドワーカーですが、インターネット環境が整っていれば海外に移住することも可能です。世界的にもデジタルノマドワーカーは増えてきており、約3500万人ほど存在すると言われています。
Flatio社が実施したノマドに最適な国アンケートでは、ポルトガルが1位にランクインしています。2022年からデジタルノマドビザも導入されていることから国もその需要を感じているのでしょう。その他、東南アジア、ヨーロッパの複数国がデジタルノマドビザを発給しています。
ノマドワーカーの平均年収
ノマドワーカーの平均年収は350万円程度と言われています。ノマドワーカーには様々な職種がある為、専門職であれば、収入も大きく挙げていくことができます。月収15-20万円程度でも、東南アジアなどに行き、固定費を下げながら生活する人も多くなっています。
ノマドワーカーを目指す人は、自由度の高い働き方を求めていると思います。収入を増やしていくことで、より自由度は高まるのではないでしょうか?
参考:フリーランス協会「フリーランス白書2023」
フリーランス白書2023
ノマドワーカーとフリーランスの違い
ノマドワーカーとフリーランスは混同されがちですが、「雇用形態」に違いがあります。ノマドワーカーは働く場所や時間を自由に決められる働き方を表現している一方で、フリーランスは契約形態や雇用形態を表す際に使われている表現です。
どちらとも個人で案件を請け負って働く点は共通していますが、ノマドワーカーは働き方を表現している為、個人事業主としてではなく、会社員としてノマドワークする人もいます。
ノマドワーカーに適した職種とは
ここからはノマドワーカーに適している職種をご紹介していきます。未経験、スキルがなくても始められる職種もあるので、ノマドワーカーを目指している人は是非参考にしてください。
1.ITエンジニア
ITエンジニアは、ITシステムやソフトウェア、WEBサイトの設計から開発、運営まで行うお仕事です。開発系のエンジニアとして主に、WEBエンジニア、ソフトウェアエンジニア、システムエンジニア、プログラマーが挙げられます。
技術者であるエンジニアは専門スキルが求められますが、インターネット環境が整っていればお仕事をできるので、ノマドワーカーに適しています。
2.SEOコンサルタント
SEOコンサルタントは、SEO(検索エンジン最適化)をすることで、クライアントの売上や集客を高めるためにコンサルティングをするお仕事です。SEOコンサルタントは専門職のためスキルが必要になります。また、SEO施策内部施策、外部施策、コンテンツ施策と大きく3つに分けられ、その中にも様々な手法が存在します。
SEOだけでなくWEBマーケティングも行うことで高単価の案件も獲得可能です。
3.WEBデザイナー
WEBデザイナーは、WEBサイトのデザインを制作するお仕事です。個人や企業から依頼された内容でホームページやWEB広告のデザインを作成します。要望に合わせて作成していくため、コミュニケーション能力も必要になります。
クライアントとのミーティングもWEBミーティングで対応できる為、ノマドワーカーに適している職種です。
4.動画編集者
動画編集者は動画コンテンツの編集をするお仕事です。主な仕事内容は、映像素材をカットしてつなぎ合わせる、映像にテロップを入れる、映像を加工する、BGMやナレーションを入れるなど多くの作業があります。
YouTubeやInstagram、TikTokなどアウトプットする方法によって企画や構成も変わってきます。PCに編集ソフトさえ取り込めば、未経験の人でも始めることができる職種です。
5.ブロガー・アフェリエイター
ブロガー・アフェリエイターは、WEBサイトの運営やブログ記事を書くお仕事です。未経験の人でも始めやすく、副業としても人気のある職種のひとつです。収入源は広告収入になるので、収益化するまで時間がかかります。
ライティングスキルやノウハウを身につける必要もありますが、リスクが低いため、物書きが好きな人には向いている職業です。
6.オンライン講師
オンライン講師は、オンラインで生徒に指導するお仕事です。主に、語学やフィットネス関連、WEBデザインやプログラミングなどITスキルが挙げられます。専門スキルがあれば比較的始めやすい職種のひとつです。場合によっては、レッスンだけではなく、教材やカリキュラムを作成する必要もあります。
また、レッスン形態も1対1、1対複数人とジャンルによって様々です。
ノマドワーカーとして働くメリット・デメリット
魅力的な部分が多いノマドワークという働き方ですが、気をつけなければいけないポイントも存在します。ここでは、ノマドワーカーのメリット、デメリットをそれぞれ紹介していきます。
1.ノマドワーカーのメリット
ノマドワーカーの1番のメリットは、自由度の高い働き方ではないでしょうか?オフィスや所定の場所に出社する必要がなく、働く場所や時間を自分で決められることは大きなメリットのひとつです。満員電車にも乗る必要がなく、通勤ストレスも避けられます。
納期を守れば自分のペースで仕事を進めることもできるので、プライベートや趣味との両立もできワークライフバランスを大切にすることができます。
2.ノマドワーカーのデメリット
魅力的なメリットがある一方で、気をつけなければならない点があります。ノマドワーカーの裁量権は全て自分自身にあります。仕事の進捗管理はもちろん、健康管理も必要になるでしょう。働く場所は自分で決めることができますが、自宅以外で行う場合は、費用が発生します。
個人事業主でノマドワーカーを目指す場合は、収入が不安定になることもデメリットのひとつです。クライアントとのコミュニケーション不足によるトラブルにも気をつける必要があります。
ノマドワーカーとして働くステップ
ノマドワーカーとして働くためには、具体的にどのようなステップを踏めば良いのでしょうか?ここでは、未経験者を対象に解説していきます。
1.ノマドワーカーになる目的を明確にする
ノマドワーカーを目指す第一歩として、目指す目的や将来像を明確にしましょう。どのようなお仕事をしたいのか、どのような生活を送りたいのかなどによって、職種や環境も大きく変わってきます。目指す生活スタイルによって、収入を上げる必要もあり、スキルアップには自己投資も必要になるでしょう。
個人事業主と会社員、どちらでノマドワーカーを目指すかでもステップが大きく変わってくるでしょう。
2.自分に合った職種を選ぶ
自分に合った職種選びは、継続的に仕事をしていく上でとても大切になります。どの職種でノマドワーカーを目指すか決めましょう。自分の強みやスキルが活かせる、得意なこと、好きなことが活かせる職種を選ぶことをおすすめします。
また、将来性のあるジャンル選びも大切なので、需要と供給のバランスも見てみると良いです。
3.必要なスキルを身につけ実績を作る
ノマドワーカーとして活動する職種が決まったら、必要なスキルや実績作りに取り組みましょう。独学やオンラインスクールで学び、スキルアップすることで高単価の案件獲得も目指せるようになります。
未経験の人はまず、副業としてクラウドソーシングで案件を探したり、知人、友人からお仕事を紹介してもらい、数をこなして実績を作りましょう。
4.仕事を獲得する
本格的にノマドワーカーになるために案件を獲得しましょう。クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングサイトを用いて案件を探す方法が一般的です。営業スキルがある方は、個人で企業へ営業活動する方法もあります。
また、フルリモートの企業ならノマドワーカーになることも可能ですので、転職も視野に入れながら進めると良いでしょう。
ノマドワーカーとして働く際の注意点
1.自己管理を徹底する
ノマドワーカーには徹底した自己管理が求められます。自由度の高い働き方は魅力的ですが、その反面、仕事とプライベートの切り分けが難しい点もあります。管理する人がいないので、依頼を受けてから納品するまで、全て自分自身で管理する必要があります。
働く場所や時間をその日の気分に合わせられるからといって、ダラダラと仕事してしまうと返って長時間労働にも繋がるので注意が必要です。
2.セキュリティ対策をする
ノマドワークをする際、セキュリティ対策に気をつけなければいけません。フリーWi-Fiの利用はウイルス感染や情報漏洩のリスクがあり、被害を受けている人も少なくありません。ノマドワーカーを続けていく上でも、安全性の担保は必要です。ポケットWi-Fiや暗号化されているWi-Fiを利用することをおすすめします。
まとめ
本記事では、ノマドワーカーについて解説してきましたが、ノマドワーカーとは、遊牧民のように移動しながら仕事をする人ということがお分かりいただけたと思います。また、ノマドワーカーに適した職種、働き方はイメージできたでしょうか?
デメリットや注意点などはありますが、ノマドワーカーにはそれ以上の大きなメリットがあります。ノマドワーカーを検討している人は、是非ご参考にしていただければ幸いです。
執筆者名:井上 大輝
執筆者の略歴:フィットネスジムでエリアマネージャー兼パーソナルトレーナーとして活動中です。